CD 輸入盤

スターバト・マーテル、ラウダーテ・プエリ ホーフシュテッター&ノイマイヤー・コンソート、バルナ=サバドゥス、テリー・ヴァイ

ペルゴレージ (1710-1736)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
OC831
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
Europe
フォーマット
:
CD
その他
:
輸入盤

商品説明


ペルゴレージ:スターバト・マーテル、他
ヴァレル・バルナ=サバドゥス、テリー・ヴァイ(カウンターテナー)
ミヒャエル・ホーフシュテッター指揮ノイマイヤー・コンソート


26歳の若さで死の床にあったペルゴレージが書き上げた名作『スターバト・マーテル』に注目アルバムの登場です。

【騎士団からの委嘱作】
哀切きわまりない旋律の美しさにより、19世紀にもっとも多く出版された作品のひとつとしても知られるペルゴレージのスターバト・マーテルは、作曲者の死後、かのバッハも、歌詞を変えて合唱曲に編曲、モテット化してしまうほどの人気ぶりでした。
 この『スターバト・マーテル』は、もともとはナポリ貴族たちにより組織された宗教団体「悲しみの聖母騎士団」が毎年ナポリの教会でおこなう演奏会のため、当時、オペラで人気のあったペルゴレージに作曲を委嘱したものでした。
 そのため、バロック時代の宗教音楽でありながら、対位法ではなくオペラ的な手法が重視され、宗教音楽ながらきわめて訴求力の強い性格の旋律が多くなっているのが特徴でもあります。

【声の組み合わせ】
 この『スターバト・マーテル』は、宗教音楽ばなれした人気曲ではありましたが、歌詞は宗教の題材そのものですし、しかも宗教団体からの委属作ということもあってか、当時の演奏では、女性ではなく男性2人によって歌われていたあたりにも、宗教的、教会的な性格は明らかです。
 しかしカストラート歌手はすでにいないため、この作品で現在主流となっている演奏スタイルは、女性2人によって歌われるものとなっています。
 「女性&男性」、あるいは「少年&男性」など、男性や少年が参加するものもありますが、やはりまだまだ少数ですし、「男性&男性」という本来のスタイルに近いものでは、マイケル・チャンス再録音盤や、カガン=パレイ(スラヴァ)盤くらいしかなかったというのが実情です。

【2人のカウンターテナー】
今回のアルバムでは、スイス出身で、かつてウィーン少年合唱団のスターでもあったテリー・ヴァイと、ルーマニア出身のヴァレル・バルナ=サバドゥスという2人の若手カウンターテナーが歌を担当、小編成ピリオド・アンサンブルのノイマイヤー・コンソートをバックに澄んだ歌唱を聴かせてくれます。(HMV)

【収録情報】
ペルゴレージ:スターバト・マーテル
 悲しみに沈める御母は涙にくれて
 嘆き悲しみ
 おお、神のひとり子の
 御子が罰を受けるのを
 かくも責め苦を負う
 愛しい御子が
 さあ、御母、愛の泉よ
 わが心を愛にもやし、その御心にかなうべく
 聖なる御母よ
 キリストの死と受難を知らせ
 審判の日の炎の熱より、乙女よ守りたまえ
 肉体が死する時

・ペルゴレージ:ラウダーテ・プエリ・ドミヌム(詩篇112番)
 ほめたたえよ、しもべたちよ
 日の昇るところより沈むところまで
 主はすべての国々の上にそびえ
 われらが神なる主に並ぶ者ありや
 哀れなる者を地より立たせ
 願わくば父と子と
 はじめにありしごとく

 ヴァレル・バルナ=サバドゥス(カウンターテナー)
 テリー・ヴァイ(カウンターテナー)
 マインツ・アンサンブル・バロック・ヴォーカル
 ノイマイヤー・コンソート
 ミヒャエル・ホーフシュテッター(指揮)

 録音時期:2011年3月
 録音場所:マインツ音楽大学、ローターザール
 録音方式:デジタル

内容詳細

カウンター・テナーふたりと小編成のバロック・アンサンブルが再現する、秀逸なペルゴレージの世界。ホフステッター率いるマインツを本拠とする新進気鋭の古楽グループは歌との相性も良く、声楽のメロディラインを美しく際立たせる。ソロの歌唱は音質的に再生装置を選ぶ傾向が強いようだ。(田)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

  • 01. Stabat Mater
  • 02. Cujus Animam
  • 03. O Quam Tristis
  • 04. Quae Moerebat
  • 05. Quis Est Homo
  • 06. Vidit Suum
  • 07. Eia Mater
  • 08. Fac Ut Ardeat
  • 09. Sancta Mater
  • 10. Fac Ut Portem
  • 11. Inflammatus
  • 12. Quando Corpus
  • 13. Laudate Pueri
  • 14. A Solis Ortu
  • 15. Excelsus Super Omnes
  • 16. Quis Sicut Dominus
  • 17. Suscitans a Terra
  • 18. Gloria Patri
  • 19. Sicut Erat in Principio

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